酪農関係のユーザー紹介

八雲町の平野牧場を紹介させていただきます。アメリカのゲノミック評価のGTPI上位の未経産牛から採卵を行いました。採取した受精卵は、新鮮卵でも活用いただいております。牧場の改良に貢献できればと思います。

豊浦町の山口太一牧場を紹介させていただきます。雄大な羊蹄山を望む高台に、山口太一牧場はあります。全国の未経産牛GNTP上位に2頭がランクインしています。このうち1頭は、当社が採卵した受精卵をJA伊達市の移植師が移植した産子です。

今金町の菊地章太さんの牧場を紹介させていただきます。今回、「クリサンス　サンチエス　G　フロストET号」の採卵を行いました。この牛は2018年の北海道ブラック＆ホワイトショウにおいて、4歳クラスで1等1席、そしてベストアダーを獲得しています。現在、91点のEX牛です。
また、未経産牛4頭に新鮮卵移植も行いました。
今後のご活躍を祈念いたします。

八雲町の佐藤元彦さんの牧場を紹介させていただきます。写真は「シーサイド　ハート　クラッシュ号」と佐藤牧場の方々です。この牛は、第17回北海道総合畜産共進会のシニア2歳クラスで1等1席を獲得しています。
採卵と新鮮卵移植も始めました。今後のご活躍を祈念いたします。

雨竜郡妹背牛町にある有限会社　妹背牛牧場を紹介させていただきます。
この牧場の特徴は牛が人間を信頼していて、牛舎内のフリーストールに入ると牛が逃げることなく逆に集まってきます。こういう牧場を見るのは初めてです。とくに哺乳の時に、徹底的に子牛に優しく接することをモットーにしているそうです。三つ子の魂百までですね。
また、この牧場ではAIを数回実施しても不受胎の乳牛経産牛に和牛卵の新鮮卵をETしています。驚異的な高い受胎率（80％以上）が出ています。牛にとって快適な飼養管理が施されているからでしょう。
下の写真は妹背牛牧場の取締役　佐々木亮太さん（左から2番目）、当社の繁殖研修プログラムに参加した酪農学園大学獣医学科5年生　宮崎君（長崎県出身、左）と佐々木さんの右隣りは酪農学園大学獣医学科6年生　日向君（東京都出身）です。一番右側はJA北そらちの横山さんです。横山さんはこの管内のET事業の取りまとめと普及に常日頃、ご尽力いただいています。

大樹町の(株)松本牧場でバージン（輸入卵で生産されたアデイーンファミリー）フラシュを雌精液交配で行い、正常卵14個を回収し、9個を凍結保存、5頭の未経産牛に新鮮卵を移植し、全てが受胎しました。
前回の全共（北海道開催）にはジャージー牛も出品しており、海外での実習経験も生かして牛群の改良に熱心に取り組まれています。今後のさらなるご活躍をご祈念もうしあげます。

6頭の経産牛にETを行ってきました。
すごい新築牛舎（搾乳ロボット3基、空調温度管理が自動設定等々）を見てきました。牛にとってはストレスフリーな環境で驚きました。

著名なエリザベスファミリーを沢山所有している小椋牧場にて雌精液を交配した6頭のバージンフラッシュを行ってきました。

サクランド　スカイデユーク　エクレア　ET号などの著名牛のOPUを実施中。
ガッツで働く山岸剛さん（右）と和佳さん（左）（奥様は魔女ではなくET師さんです）

写真(右)の宮部さんは10年前まで、日本海の見える苫前で牛の人工授精や受精卵移植にET師として取り組んでいました。現在は中札内町にてお兄さんと共同経営で酪農家として活躍中です。所有牛にはNTP上位の経産牛（今回体内採卵のプログラムに入りました）やゲノミックNTP3200以上のバージン牛も所有されています。今後もファミリーの改良に、自らETしてチャレンジしていきたいとのことです。

全共に出品した乳牛（ホルスタイン・ジャージー）のファミリーからX精液を使用して体内採卵を実施しています。JA鹿追地区の高田牧場の牛達（Beauty Cows）を紹介させていただきます。 とくにデリア　ハーゲン　ET号の子孫やジャージー牛はたくさん繁栄しています。