2019/02/05
米国ニューオリンズのIETSに参加してきました。カナダのグループが興味深い発表をしていましたので紹介させていただきます。
牛の採卵の時に、子宮を刺激しすぎるとプロスタグランデインが子宮内に浸潤し、それに感作された受精卵を移植すると受胎率が有意に低下するとのこと。ドナーの子宮を如何に刺激せずに、採卵をいかにスムーズにかつ確実に行うべきか???考えさせられる貴重な発表でした。
当社では現在、子宮を刺激せずに、短時間で確実に受精卵を回収できるバルーンカテーテルの改良と自動回収装置を東京都の下町にある複数の会社と開発中(基本特許は申請済み)です。今年中にはデビューできればと考えています(青柳敬人)。